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豆乳パックのリサイクル
うちではよく豆乳を買うのですが、
豆乳のパックのように内側がアルミのものは
牛乳パックと同じようには回収してもらえないんですね。
なので今までは燃えるゴミとして捨ててしまっていました。
でも結構かさばるし 何とかできないのかな(あきらめない。笑)
と調べてみると、
こちらのウェブサイトを発見!
『テトラパックリサイクル便』
https://www.recycle-bin.jp/index.html
内側にアルミが付いた紙容器、テトラパックの回収サービスがありました!
回収可能かの見分け方は、パックの裏にテトラパックのマークがあるかどうか。
豆乳以外にもジュースやお茶のパック、トマトピューレのパックなどなど、
調べてみると意外といつも買っているものに使われてました。

初めて知ったのですが、テトラパック (Tetra Pak) というのは企業の名前。
食品用紙容器の開発・製造を行う国際企業なのだそうです。
Tetra Pak
https://www.tetrapak.com/ja-jp
長年の経験で、常温ヨーグルトを可能にしていたり(すごい!)
ウェブサイトの記事もとても興味深くて。ふむふむ
ということで
早速リサイクル便を使ってみることにしました!
<リサイクル便の使い方>
テトラパックリサイクル便のウェブサイトにメンバー登録をすると
このような専用回収箱が送られてきます。
↑これを広げると箱型になります。
パック容器は、開いて洗って乾かして、キャップ・注ぎ口を取り除いてから
回収箱に入れて送るだけ。送料はかかりません。
回収箱には20個くらいのパックが入ります。
簡単でお金がかからないのでストレスなく続けられる
嬉しい仕組み。
なかなか普段知る機会がなかった容器のこと。
調べてみて、知ることができてよかったです。
でももっと早く知ってれば。。
と思ったのでシェアさせて頂きました。
ご興味ありましたらばぜひ!
伊藤秀海さんの写真集、販売中です
写真家 伊藤秀海(いとう しゅう)さんの写真集『LIKE NO OTHER』を店頭で販売中です。
秀海さんがニュージーランドに住んでいた約4年半の間に撮り溜めた写真を 一冊の写真集にしたものです。

秀海さんとは、昨年の2月にニュージーランドのスチュワート島で
たまたま同じ場所で雨宿りをしていたのがきっかけで知り合いました。
お互い外国人だと思っていたのですが、
話してみると日本人!笑
クルーズ船の専属フォトグラファーとしてスチュワート島に来られていた秀海さん。
南太平洋の島をまわるという予定だったそうなのですが
彼の乗ったクルーズ船はニュージーランドを出発した後、
コロナの影響でどの国にも入国できず3ヵ月もの間海をさまようことになります。
まさかそんなことが起こるなんて 。
長年の海外生活から無事日本に戻り、
その後も積極的に写真家活動をされています。
20代は長い間やりたいことを探して、いろんなことに挑戦しては挫折を繰り返していたそう。
そんな中でもずっと飽きずに続けていたのが写真、そして旅。
独学で写真を学び、今は日本国内や海外をまわり写真家として活動されています。
Instagramには、いろんな国の写真がアップされていて
旅好きな私はとってもワクワクしました。
ぜひ覗いてみてください♪
https://www.instagram.com/shu_photography_nz/
いろいろ話していると、共通の知り合いがいたり
私たちのものづくりやお店のことにも興味を持ってくれて。
ほんの10分くらいの少しの立ち話だったのですが、
またきっとどこかで会いましょう!と言って別れました。
その時に撮った一枚!

三島での写真展
ニュージーランドから帰国後の10月に、
静岡の三島で『Just Like Sisters』という写真展が開催され
私達も見に行ってきました。1年も経たずの再会!
秀海さんが住んでいたニュージーランドのニュープリマスという街が
静岡の三島と姉妹都市であることをきっかけに
それぞれの風景や人、文化を対比した写真展です。

言葉や文化は違っても、きっと芯の部分は同じ。
対比することで それぞれの文化や風土がより愛おしく感じられるような展示でした。
姉妹都市という縁を通じて、民間レベルで交流が盛んになれば
きっと海外がもっと身近になるんじゃないか。
そんな想いも込められています。
次はニュージーランドでの開催を予定されています。
時期は未定ですが、必ず開催できる日は来ると信じて楽しみにしています!
一期一会。
スチュワート島での出会いから1年。
今年1月に佐賀で行われたニュージーランドフェアで
一緒にお仕事することができました♪

あのとき、お話していなかったら
きっとこの日はなかったんだろうな。
そんなことの積み重ねが
いまの自分や周りの人たちとの繋がりをつくってくれるんですね。
一期一会、これからも大切にしたいです。
LIKE NO OTHER(唯一無二)

秀海さんの写真のテーマは【現状・影響・希望】
写真集には、秀海さんが自らの経験を通して得た気づきや伝えたい想いが
美しい風景とともに綴られています。
今の世界の状況では、まだ海外に飛び出すことは難しいですが
希望を捨てずに。
きっと機会は巡ってきます。
この写真集にはあえて撮影場所は記載していません。
「こんな景色が本当にあるの?」「どこに行けば見れるか分からないけど、いつか行ってみたい!」と読者の方々にワクワクしてもらいたいという願いがあるからです。地球は美しい。
いつの日か、あなたの足で、あなたの求める景色を見るために旅をして欲しい。
Like No Otherより
この写真と同じ景色はもしかしたら見つからないかもしれない。
でも、きっとあなただけの最高の景色と出会えるはずです。


価格は1冊¥2750(税込)です。
ぜひ手にとってみてくださいね。
贈りものにもおすすめです♪
どうぞよろしくお願いいたします。
伊藤秀海さんリンク集
Website :https://shu-photography.com/ja/shu/
Instagram :https://www.instagram.com/shu_photography_nz/
Facebook : https://www.facebook.com/shu.travel.photographer/
Twitter: https://twitter.com/ShuIto1
キムラセラーズさんのワインづくり
ニュージーランドでは2020年度のワインが続々と出来上がっていますよ^^
今年の3月に訪問させて頂いたキムラセラーズさんのワインも日本に届いたばかり!
早速ソーヴィニヨンブランを購入させて頂きました。

キムラセラーズさんのソーヴィニヨン・ブランは
豊かな香りとフルーティーで優しい酸味とのバランスが良くて私達は大好きです。
飲むと 幸せ~な気持ちになります^^
開けるのが楽しみです。ふふ。
お店での販売は許可がないので出来ないのですが
後ほどお近くで購入できるところをご紹介しますね!
Kimura Cellarsさん

Kimura Cellarsさんは、ニュージーランド南島・マールボロ地区にて
ご家族で営まれている小規模生産のワインメーカーです。
除草剤や殺虫剤も使用せず、土づくりから手間暇をかけて作られています。
10年間は契約ブドウでワイン造りをされていましたが
2018年からはソーヴィニヨン・ブランの自社畑でのワイン造りをスタートされています。

ワイン畑の隣にお住まいがあるので、いつでもブドウを気にかけることができます。
お二人の手がゆき届く範囲の小さな畑だからこそ
丁寧で愛情のこもったワインが出来上がるのだなと感じました。
私達の工房も住まいと隣あっていること、
ものづくりに対する想いとも重なるところがあって何だか嬉しく思っています。
土づくりのおはなし

ソーヴィニヨンブランの自社畑はオーナー権を引き継がれてから、
オーガニック農法へと変換されています。
健康な土作りについてのお話も聞かせて頂きました。
何もしなければ、土はただの土。
スコップも入らないほど硬くなってしまいます。

ですが、植物を植えることで土の中の微生物が増えて土壌が肥えてゆきます。
色々な植物を植えることで微生物の種類も増えるのだそうです。
目に見えない微生物が土を豊かにしてくれて、ブドウにも良い影響を与えてくれるのですね。

夏にはブドウ畑の間にマスタード(からし菜)を植えられています。
これも土壌改良のため。
ブドウが隠れてしまうくらいのびのび育ってますね^^
マスタードの花、とっても綺麗です。

ワイン畑のようす
昨年2019年にも、畑にお邪魔させて頂きました。
その時にはネット張りの真っ最中!
鳥などからブドウを守るためのネットです。

1組限定のB&Bもされているので
ワイン畑に囲まれながら存分にワインを楽しめますよ。

今年の3月には、ソーヴィニヨンブランの自社畑を案内してくださいました。
ブドウの実にまんべんなく日光が当たるように
枝を誘引したり手作業で剪定したりして、一房一房大切に育てられています。

糖度を確認させてもらっているところ。
キムラさんの笑顔が素敵です。

その年の雨量や気候がワインの味に影響します。
毎年違うものが出来上がるのは、待っている人達にとってもワクワク楽しみなもの。
2019年・2020年は雨が少なかったので 甘味が強いようですよ。
あとは飲んでからのお楽しみです^^
キムラセラーズさんの日々の細かな情報は
ホームページやSNSでご確認下さいませ。
Kimura Cellars ウェブサイト
http://kimuracellars.com/
キムラセラーズ YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCwfY3SXWyS3OgXBJ8pRxzLQ
Kimura Cellarsさんのワインを購入できるお店(九州近辺)
・シャルムデュバン 様
(福岡市博多区祇園町)
http://charme-du-vin.com/
・古武士屋 様
(北九州市小倉北区)
https://kobushiya.co.jp/
・ワイングロッサリー 様
(京都/オンラインショップ)
https://www.winegrocery.com/
最後までお読み頂きありがとうございました!
でんきのこと
この度、お店の電気を自然エネルギーに切り替えました!
わたしたちのお店は、2年半前の移転を機に 店舗兼住宅という形をとっており
”日々の生活”と ”おしごと”が仲良く同居しています。
朝から夜まで当たり前のように使っているエネルギー。
日々のお買い物と同じように、どんな人たちから、どんなふうに作られたエネルギーを使いたいのか。
今の店舗に移ってからは特に考えるようになりました。
エネルギーの話題って なかなか普段でてこないかと思うのですが、
少しでも知るきっかけになれば嬉しいなと思います^^
株式会社ボーダレスジャパン @borderless_japan さまが運営されている
ハチドリ電力。@hachidori_denryoku
CO2をださない100%自然エネルギー。
そして電気料金の1%を 共感する社会活動の支援にあてることができます。
大きなことはできないけれど、これくらいなら私たちにもできるかも!と^^
この度 当店も提携させて頂くことになりまして、先日オンラインでインタビューを受けました。
お店を始める前のことや 今までお話することが無かった内容も含め、
私たちの想いが伝わるような記事に仕上げて下さっています。
ありがとうございます。
ぜひ読んでみてくださいね!
https://hachidori-denryoku.jp/interview/user-ide/
コンポストのおはなし
こんにちは。
ブログ・SNSを担当しています、妻のあやこです。
駐車場の一角に、木枠のコンポストを置きました。
野菜の皮などの生ゴミ、落ち葉や剪定した植物などを入れて毎日かき混ぜます。
あとは、土の中の微生物たちがゆっくりとそれらを分解。
数ヶ月熟成させれば自家製肥料のできあがりです!

中身はこんな風になってます↓
昨日花壇の手入れをしたので、カラフル^^

この木枠のコンポストは、NPO循環生活研究所さんで購入しました。
NPO循環生活研究所は、
” 半径2kmで圏内で循環する生活 “をキーワードに活動をされている団体です。
生ゴミを堆肥にかえるコンポストの普及をはじめ、
みんなでつくりあげるコミュニティづくりを実現されています。
地域の生ゴミをコンポストで堆肥に。
その堆肥を使って野菜を育て、地域のマーケットで販売。
その一連が 良い循環となって強いコミュニティが生まれます。

もともとのご縁はイベント出店の際にブースがお隣だったのがきっかけで、
こんな活動をされている団体が福岡にあったんだ!とすごく嬉しくて。
活動にも参加させて頂きました^^

このベロタクシーで地域を回って、段ボールコンポストの中身を回収します。
主な活動拠点は、東区香椎照葉のエリア。
マンションも多い地域ですが、段ボールコンポストはベランダにも置けます。
若い世帯の方々もコンポストに関心を持ってくれていて、設置する人は少しずつ増えているそうです。


住宅街の真ん中に畑があります。
ここで、回収した生ゴミの堆肥化。
その堆肥を使っていろんなお野菜を育てています。

手軽に始められる段ボールコンポストなどの販売や、
「たのしい循環生活」を身につけるための さまざまな講座やプログラムも企画されています。
是非ご興味ある方はチェックしてみて下さい^^
https://www.jun-namaken.com/
コンポストをはじめたきっかけ
私は大阪で生まれ育ち、糸島に移り住んでもうすぐ5年になります。
ご近所さんからお野菜を頂く事も多く、自分達でも野菜や植物を育てるようになりました。

料理をすると、どうしても生ゴミが出ます。
以前は生ごみも燃えるゴミと一緒に出していました。
時には剪定した草木も、置き場がないし、、とゴミ袋へ。
「もったいない もったいない」が口癖の私は、” 捨てる” という行為がどうも苦手です。
”断捨離” なども 私には出来る気がしません^^;
なので野菜の皮やヘタであっても 最終的にゴミとして捨ててしまう事に
何だかもやもやとした違和感を感じていて、それは次第に大きくなってゆきました。
それに 手の届く所に 安心で美味しい食材があるということは、
とても有り難くて大切な事だと
毎日お料理しながら、ご飯を口にする度に そう感じます。
少しの恵みも無駄にしたくないなぁ と感じるようになったのが コンポストを始めたきっかけです。
コンポストを使えば、生ゴミ・生ゴミを燃やすエネルギーを減らす事ができます。
台所が生ごみ臭くならないのも嬉しいところ。
そして 栄養豊富な肥料となって、畑や花壇を豊かにしてくれる。
お庭メンテナンス担当の夫も、同じ事を思っていたようです。
行動に移すまで少し時間がかかってしまいましたが、よしやってみよう!と挑戦することにしました。
まずは段ボールコンポストから
以前からコンポストの存在は知っていましたが、
よし やってみよう!とはなりませんでした。
そこまで気持ちの余裕が無かったというのが正直なところです。
糸島生活5年目にして、ようやく(笑)色々な事に意識を向けられるようになってきたのかなと思います。
ご近所さんや農家さんは敷地に大きなコンポストを置かれているところがありますが、まだまだ一般的には身近ではないようです。
ある日、糸島市の公報でコンポストの記事を見つけました。
そこでJAさんが段ボールコンポストを販売されていることを知り、早速買って使ってみることに。

↑すてんな君0。という段ボールコンポスト。
JA糸島 Aguri さんにて販売されています。
はじめて使うんです、と言ったら丁寧に使い方を教えて下さいました^^
なんと2007年からこの段ボールコンポストの販売を始められていたそうです!
JA糸島アグリ(Agri)
http://www.ja-itoshima.or.jp/service/farming/agri.html
屋根のある屋外やベランダなどの風通しの良い場所に置いておきます。
湿気や水から守る為に、底を少しあげておくと良いです。
糸島市ウェブサイトでも使い方が紹介されています。
\ やってみよう!段ボールコンポスト /
https://www.city.itoshima.lg.jp/s011/010/020/010/050/compost.html
糸島市在住の方なら、市の補助でお安く購入することができます。
調べてみると、糸島市に限らず 他の自治体でも こういった段ボール製のコンポストを販売されているみたいです^^
虫はともだち。怖くない。
どうしても避けて通れないのが虫。
多分、これがコンポストに躊躇する一番の理由だったのだと思います。
元々 私は虫が大の苦手でした。
でも 糸島に住むようになってからは日々虫を目にする環境。
何の虫なのか 気になって調べてみたり、
不思議なもので 観察して知っていくうちに 何だか可愛く思えてくるのです。
害虫と呼ばれる虫も、「害」だなんて何だかかわいそう。。
コンポストは、自然界の縮図。
微生物がいれば、それを食べる虫も現れます。
どこから入ったの?と不思議なのですが、どこからかやってきます。
ウジのような虫がわいた時には さすがに、げげー!!っとなりましたが、
この虫が現れてから ものすごく分解が早くなりました。
そして時期がくればサーっと居なくなります。
何て健気なんでしょう。
虫への免疫がつくと共に、
いままで切り離されていた自然との距離が、少し縮まったような気がします。
でもゴキブリだけは未だに苦手です。笑

うちでは、花壇の肥料として お米のとぎ汁や自家製堆肥を撒いています。
ご近所さんが愛情こめて育てたお野菜が肥料となって 元気な土をつくり、
花壇の花や自家製野菜は わたしたち日々元気づけてくれます。
その循環をとても心地よく感じています。
自分もやってみようかな、そう思って下さる方がいれば嬉しいです。
ジッパーのこと
新しい商品をつくるとき。
どの金具やジッパーを使うか、毎回時間をかけて悩みます。
サイズのバランスや、革との相性、質感、耐久性、色々考えて
これ!というものを選んでいます。

ぴったり合うパーツを使うことで、革製品をより永く、
心地よく使い続けてもらえたらうれしいなと思っております。
<新しいジッパー>

こちらは、新しく作ったL字のコンパクトウォレット。
このお財布につけるジッパーに選んだのは、
YKK 社製のNatulonというシリーズです。
今回から新しく取り扱うことになりました。

Natulonは、布部分がリサイクルポリエステルでできています♻️
リサイクルポリエステルとは、使命を終えたプラスチックやペットボトルを再利用したもの。
強度に優れているのも魅力で
摩擦や負荷がかかりやすいL字のカーブにも耐えてくれます。
それにしても、すごいリサイクル技術です。
世界には 大量の使用済みプラスチックが行き場をなくしています。
今あるものを有効に、少しずつでも活用することは大切な事だと私達も考えています。
Natulon 、まだ日本ではあまり需要がないみたいですが
使ってみて良かったのでシェアさせて頂きました。
どなたかの、何かの参考になれば嬉しいです^^
ニュージーランド仕入の旅<宿編>
今回の旅は12泊13日間
オークランドでレンタカーを借りて、南島のクライストチャーチまで。
走った距離は約3000km!よく走ったー!
ニュージーランドに行くときはいつもどこに泊まるんですか?
と聞かれる事が多いので、今回の旅のお宿をご紹介しようと思います。
エアービーアンドビー(Airbnb)

いろいろな宿泊タイプがあります
一般のご家庭の1部屋を借りるスタイルや、1棟まるごと貸し切り、ファームステイ、などなど 旅の目的や予算に合わせて細かく検索できます。
今回の旅は、私達夫婦の他にお友達も一緒だったので、
1棟の中に2部屋以上ある宿を条件に入れて探しました。
ちなみに
予算は、1泊一人あたり 50NZドル前後。
1NZドル=約73円として、約3,650円。
今回の宿はどこも お値段以上。
また泊まりたいと思えるところばかりでした!
Waihi / 何もかもが可愛い宿

小さな街 Waihi (ワイヒ)のステイ先。
ここは、かわいいキッチンに一目惚れして予約。笑
しかもDIY!レベル高すぎます。

こちらのオーナーさんはガーデニング好き。
お家の庭にはいろんなお花が植えてあって、温室も完備!
夕食 は半屋外のテラスで。

おつまみにはムール貝がオススメ。
ニュージーランドではムール貝が沢山採れて、しかもお安いです。
1kgで500円くらいで計り売りされています。
身も大きくておいしい!
※フジツボを取るのは大変なので、買いすぎに注意。

ムール貝はMussles(マッスル)といいます。
週末はみんな沢山買っていくので売り切れていることも。。
Whakamaru / 素敵なご夫婦が営む絶景の宿
Whakamaru(ファカマル)・・・北島タウポの近くの町です。
高台の別荘地にあるお宅。
別荘地のゲートを抜けると山をぐんぐんのぼり、たどり着いたらこの景色!
別荘地といっても周辺には他のお家などは無くて、ウッドデッキからは眼下に湖と森。聞こえるのは鳥たちの声だけ。

定年退職されたご夫婦が営むairbnb。
やさしくてとても素敵なお二人でした。
ご主人が建築関係だったこともあり、家族総出で1からお家を建てたそうです。凄!
畑で採れた果物を使った、手作りのジャムやコンポートを朝食に出してくださいました。

Wellington / 海と空港が見下ろせる宿

首都ウェリントンでは、あえて街中を避けて高台へ!
しかも目の前に海、対岸には空港が見えるという。
飛行機好きな私にはたまらない立地です。

Christchurch / 大きなお家でファームステイ

とっても可愛い
クライストチャーチでは、郊外の農家さんのお宅にステイさせて頂きました。
10エーカー(200平方メートル)という広大な敷地の中で ニワトリや牛を育てたり、いろんな果物の木やお野菜を育てておられます。
ただ、敷地が広すぎて最後まで全体図がよく分かりませんでした。笑

広いリビングには、大小様々な毛皮が。
いずれも大切に飼っていた牛さんのもの。革はご自分で鞣したそうです!

そんなこんなで、あっという間の2週間が終わってしまいました。
最後に、わたしたちのステイ先選びのポイントをご紹介します。
ご参考までに^^
①1棟貸し切り ・・・
気を遣わずに寛げます。
何人かで行く場合は貸し切りの方がお得な場合もあります。
② キッチン付であること ・・・
長旅なので、外食が続くと胃が疲れます。
地元の食材を買ってきて自炊するのも楽しい!
そしてお財布にもやさしい。
③景色がいい/ビーチに近い ・・・
それだけでテンションがあがります。笑
普通の旅行では泊まることがないような郊外や別荘地などに宿泊できるのもairbnbの特権。
あまり知られていない絶景の宿に出会えることも。
④ハウスルールを守れること ・・・
ハウスルールとは、ホストの方が決めた宿泊ルールのこと。
キャンセル規定や守って欲しいお願いごとが書かれています。
予約する前にハウスルールをしっかり読んでおきましょう。
チェックインが遅くなりそうだったり、不安な事があれば事前にメッセージしておくのが良いです。
⑤レビューが多いこと ・・・
airbnbは、ゲストのレビューが割と丁寧に書かれているので毎回参考にしています。
特に経験ゆたかなホストだととても安心です^^
現地の言葉や英語に自信がなくても、事前に道順やハウスルールをしっかり確認しておくことで、コミュニケーションもよりスムーズになります。
ホストの方たちと異文化の交流を楽しめるのも民泊のいいところ。
次のニュージーランドへの旅はまた1年後です^^
時計ベルトとアンティーク時計のお話
ようやく自分の時計ベルトを作ることにした店主。
毎日つけているお気に入りのこの時計。
たまに蓋を開けては中身を眺めていることは知っていました。笑

元々は時計師さんが使っていたという中古品。
1940年代にスイスで作られた手巻き時計です。
さすがに表面にも傷がたくさん入っています。
手巻きというだけあって、1日一回ゼンマイを巻かないといけません。
ゼンマイを巻くと、ゆっくりカチカチカチカチと音がして針が動きます。
この音がたまらないのだそうです。
たまに巻き忘れたのか時間が止まっているのをよく見かけますが。。
専用の工具を使って蓋を開けます。

中身はこんな感じ!

いくつか見える赤い石のようなものはルビーです。
これは耐震装置の役割をしていて、衝撃を吸収して時計内部の繊細な部品を守ってくれているとっても重要なものだそうです。
現在では人工のルビーが使われていることがほとんどですが、この時代の時計に使われているのは本物のルビーです。
この時代の時計は、職人さんが何百もの部品をひとつひとつ手作業で削り作られているそうです。
中身の構造はずっと眺めていたいほど美しい!!と熱くなる店主。
時計ベルト製作のようす
ベルトのオーダーは、お持ちの時計に合わせたサイズでお作りしています。
こちらは型紙をひいて革を切り出し、バックルを取り付けたところ。
2枚の革を貼り合わせて縫います。
革の色は、表をキャメル、裏をグリーンにすることに。

糸の色を悩んでいるところ。。。

なかなか決めきれないようなので、
ここで私は夕飯の支度へ。
翌日、時計ベルトは完成していました。笑
製作過程の写真がなくてすみません^^;
完成!

本革のベルトは、永く使えるだけでなく変化も楽しめるのが良いところ。
このキャメルの革も、しばらくするとこんがりブラウンに変化してゆき、
アンティーク時計との相性もばっちりです。
納期はその都度変動しますので、お問い合わせください^^
Leather Craft Workshops 2018
夏頃から始めたワークショップですが、
遠方からもご近所からも徐々に多くの方々に来て頂けるようになり
大変嬉しく思っております。
お友達同士やカップルで、お子様も一緒に、ある時にはワンちゃんも一緒に!
楽しい時間をありがとうございました。
一部ですが、ワークショップの様子をご紹介します*^^*
仲良し3人組さんは、遠方からのお友達を連れての糸島めぐり。
↑ヘリ落とし中。初めてと思えないほどとっても上手!
↑刻印を入れているところ。みなさんが一番楽しそうな作業^^
続いて、レザークラフト初体験のお2人さま。
このあと歩いてすぐの福吉漁港のカキ小屋へ行かれました♪
可愛いチャームができました!
夏休みには元気いっぱいの子供たち^^ わいわい。
楽しく、真剣に頑張ってくれました。
時にはマンツーマンでゆっくり。
お一人で来られる方も多いです♪
何か始めたいなと思っている方にも気軽に体験してもらえる場でありたいと思っています。
とっても可愛いチワワブラザーズ×2組も来てくれました。
ワンちゃんはバッグに入れて頂くか、抱っこであればご一緒に参加頂けます🐾
私達はペットは飼っていなのですが、動物が大大大好きです。
ウェルカムです。ワン
ここではご紹介しきれないくらい沢山の方々にご参加頂きました。
お越し頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
やってみたいなというみなさま、お待ちしてます!
さて、
来年は新しいワークショップメニューもはじめたいなと考えております。
どうぞお楽しみに!
ニュージーランド買付けの旅(その3)
今回は南島北部のネルソン・ブレナムから
車でカイコウラ→クライストチャーチまで足を伸ばしました。
2016年に起こったカイコウラを中心とした地震の影響で、
カイコウラからクライストチャーチへの道は長らく通行止めになっていました。
まだ通れないのかな、と念のために調べてみると、どうやら最近開通した様子!
<ライトブルーのカイコウラへ>
カイコウラに向かう海岸沿いでは、まだ工事中の箇所が多くほとんど片側通行。
各地で崖崩れの跡が見られました。
各所に警備の人が立っていて、誘導してくれるのですが、
みなさん通る車一台一台に「気をつけてね」と笑顔で手を振ってくれていたのが印象的でした。
カイコウラは相変わらず美しいライトブルーの海!
お決まりのFish&Chipsでお腹を満たして、
いざクライストチャーチへ!
<4年ぶりのクライストチャーチ>
2011年のクライストチャーチの震災では、
日本人留学生の方々も含め多くの人が犠牲になってしまいました。
震災後は、人が離れてしまったり、
なかなか復興が進まずにいたクライストチャーチ。
少しでも復興が進んでいるといいなという思いで訪れることにしました。
一部が倒壊してしまった大教会はまだ壊れたままの状態でした。
ですが、この教会はこれから長い時間をかけて、壊れた箇所を直し復元されるそうです。
1日も早く元の美しい姿に戻ることを心から祈います。
そしてこちらは、使えなくなってしまった教会の代わりに建てられた教会。
card board cathedralというこの教会、実は紙でできているんです。
紙とはいえ特別な加工が施されているため、50年間も使えるほど耐久性に優れているそう!
設計はなんと、日本人建築家の坂茂氏です。
<少しづつ活気が戻っている!>
4年前のクライストチャーチと比べると
お店も人も増えて、明らかに街に活気が戻っていました。
街中には色とりどりのトラムも走っていて賑やか。
バスターミナルの正面にある可愛らしいカフェ。
壁一面に絵や写真が飾ってあります。
日曜日のハグレーパークでは、ちょうど音楽のイベントが開かれてました♪
大人も子供も芝生に寝そべったり、みんなリラックスモード。
晩御飯にと立ち寄ったラム肉料理のテイクアウト専門店。
新しいお店みたいですが、すごく人気みたいです^^
ゆっくりと、でも着実に立ち直ろうとしているクライストチャーチ。
少しホッとしました。
次に訪れた時にはさらに元気になっているいいな。
ニュージーランド買付けの旅(その2)
作り手を探す旅
今回どうしても買って帰りたかったのがこのアクセサリー。
4年前に主人がオークランド郊外の民芸品店で見つけたのが出会いです。
とても細くて丁寧な作りとデザインに一目惚れ。
結構いいお値段だった事もあり、その時は買わずにオークランドを後にしたものの、
ああ買えばよかった。。とずっと心残りだったようで。
数ヶ月後、私がオークランドへ行く用があり、代わりに探しに行く事になりました。
主人が書いてくれたイラストを頼りに。笑
たまたま入った民芸品店で、これだ!っというものを発見。
無事に買ってくる事ができました。
アクセサリーは人に贈る事でより強いパワーが宿るらしいので、そのままプレゼントしました。
ニュージーランドの雑貨を扱うなら絶対この人の作ったアクセサリーをお店に置きたいね、
とずっと話していましたが、その時はどこの誰が作っているのか全く分かりませんでした。
お店をオープンさせて4か月後、再びニュージーランドへ。
このネックレスの作り手を探して色んなお店に聞いてはあちこち探し回り、
ついにタカカという町にある小さなお店で、彼の作品を発見!
お店の人に聞いてみると、彼はオークランドの人ではなくて、タカカでもなくて・・・
どこに住んでるんだったかな・・・?と。笑
でも作品と一緒に彼のカードもゲットできたので大きな前進!
ホームページも持っていないようで、名前とメールアドレスしか書いてませんでしたが^^;
それから2年後の今年2月。
またニュージーランドへ仕入れに行ける事になり、
カードに書かれたアドレスにメッセージしてみました。
彼が住んでいるのは、海沿いの小さな街でした。
週末は大抵マーケットに出店しているとの事だったのですが、
私たちが行こうとしていた日はあいにく遠方に出かける予定があったようで、マーケットへの出店は無し。
でも、夕方帰るからお家に来ていいよ!と。
お家がまたすごく分かりにくかったのですが、何とか辿りつきました〜
やっと会えた!!
ここまで来てくれてありがとう!
と見ず知らずの私たちをとてもあたたかく迎えてくれました。
とても優しい2児のパパ。こういった作品を作り始めて7~8年になるそう。
糸島から持ってきた白糸酒造のお酒をプレゼントしました。
聞けば日本酒大好きで、なぜかクリスマスの日にだけ日本酒を飲む事を許されているらしいです。笑
テーブルの上に沢山作品を準備して待ってくれていました。
猫のマタリキちゃんもやってきた。
マタリキとは、マオリの言葉でプレアデス星団を指します。日本では昴(スバル)のこと。
彼の作品は一つとして同じものがありません。
木目の違いや、貝の色、大きさ、デザインも様々。
1つ1つにストーリーがあって、それぞれ丁寧に説明してくれました。
敷地の一角に、めちゃくちゃクールな工房が。
ここで好きな時に好きなだけ作業するそう。
中も見せてもらいました!
作業スペースにはカットされたパーツや、いろいろな道具がごろごろ。
素材は、木・貝・真鍮・銅などを使っているのですが、特に面白いのはベースとなる木の素材。
どれも元は何かの形で使われていたものをリサイクルしています。
例えば、これは1890年代に作られた木製のボーリングボウル。
ここからパーツを切りだして作品を作ります。
他には木製の古い象の置物だったり、ピアノの黒鍵(エボニー:黒檀)を使ったり。
古い木だからこそ出せる雰囲気は何ともいえない魅力があります。
また新しい姿に生まれ変わり、誰かに大切に使ってもらえて木も喜んでいるだろうな。
↓今回買ってきた作品たち。
とにかく、こだわりと情熱がいっぱい詰まった彼の作品。
売れなくてもいいからお店に置いておきたい!!
と思うほど、すっかり大ファンになってしまった私たち。笑
彼はできれば直接お客さんに売りたいと言っていて、今は小売店にもほとんど卸していないそうです。
私達も、絶対に彼から直接買いたいと思っていたので、それが叶って本当に嬉しかったです。
またニュージーランドに会いに行きたい人が増えました。
次はいつ行けるかな、楽しみです!
ニュージーランド買付けの旅(その1)
今回は2月後半から約2週間の旅。
北島・南島合わせて約2000kmをレンタカーで廻りました。
青い空に緑の草原、やっぱり夏のニュージーランドは最高です!
週末の楽しみ!ウィークエンドマーケット
今回楽しみにしていたひとつは、週末に各地で開かれているウィークエンドマーケット。
野菜やフルーツ、パン・お菓子、クラフト作品やアンティーク雑貨なども売られています。
マーケットの規模も場所によって大小さまざま。
わいわい賑やかな雰囲気。見て回るだけでも充分楽しいです。
南島北島合わせて4か所ほど回ってきました^^
↓クライストチャーチのサンデーマーケットに出店されていたコーヒー屋さん。
車のトランクにコーヒーマシンを搭載!
こちらは鉄を使った作品がズラリ!お庭や玄関・お家に飾ったりします。
欲しかったのですが、重すぎて持って帰れず。。。
↓こじんまりしたネルソンのマーケット
↓ とってもチャーミングなおばさまは、ニウエという島からバニラを持って参戦!
個人で作られているので生産量も少ない希少品。お土産に買って帰りました^^
メイド イン NZ のクラフト
マーケットでは、アクセサリーや木工など様々なクラフトと出会うこともできます。
そして作り手さんはみんな個性的!日本もそうですが(笑)
気になったことは質問してみたり、世間話をしたり、、あっという間に時間が過ぎてゆきます。
日本にいても同じですが、話してみないと分からないことって沢山あります。
着けているネックレスを見て、あ!このネックレスを作ってる人と友達だよ!
とか、ものづくりをする人同士でも繋がりがあったり、不思議な縁を感じる出来事もありました。
これは、今回Titirangiのマーケットで仕入れてきたPounamu(マオリ語でヒスイの意味)。
触り心地がとても良くて、作りも丁寧です。
作っていたのは、シャイで誠実そうなマオリの若い男性。
主張しすぎず、型にはまらないデザインが気に入りました。
手作りのため数は少なかったですが、選りすぐりの3つを買ってきましたよ。
実は写真の赤い紐のものは、先日とっても良く似合う方の所へお嫁に行きました^^
Pounamuには形によってそれぞれ意味があります。
この形はTokiといって、斧がモチーフ。
力・勇気、相手との関係を築くなどの意味です。
次回は、どうしても会いたかったアーティストに会えたお話!
ワークショップスペース、少しずつできてます!
寒さに負けそうになりながら、鼻水を垂らしながらも改装作業進めております!
昨日は雪の中、家の周りのコンクリート塀に漆喰を塗りました。
外で作業をしていると、通りががる近所の方々が「頑張ってねー!」と声をかけてくださったり、
お野菜をもらったり、寒いけれどほっこり嬉しいことも^^
店舗の部分は、入り口のドアを残してほぼほぼ完成に近づいています。
ワークショップスペースの改装もいよいよ大詰め!(たぶん、、、)
ワークショップスペースに使うのは、もともと14畳の和室でした。
仏間もあって、ザ・和室です。
大人も子供も、できるだけ幅広くいろんな方に来て頂けるように、
テーブル&イス、そして地べたに座ってできるスペースも作ろう!という事になりました。
👇畳をはいで、杉板を張っているところ。靴を脱いで上がってもらえます^^
和室は、もともとガレージだった店舗部分と隣り合っています。
奥に見えるのが店舗部分。
店舗からワークショップスペースに入れるように、間の窓と足元の壁を取っ払います!
店舗側から見るとこんな感じです。
ちょうど真ん中に柱が。。
柱、抜きました!
\Before/
\After/
穴開きました!! 向こう側は店舗部分。後で扉もつけますー!
和室の名残、押入れ部分は在庫や道具入れに^^
☝OSB板・・・ホームセンターで1枚 1000円くらいで手に入ります!
店舗の工房部分にも使っているのですが、
日焼けして少し色が濃くなったり味がでてくるので面白いです。
\Before/
\After/
窓は、サッシ屋さんにお願いして大きなものに変えてもらいました!
わかりにくいですが、室内の天井の仕切りも取り払いました。
これから、外に大きなデッキを作ります!!
あと花壇を作ってお花を植えて。。。
細々したところはまだまだ沢山残っています。
果たして間に合うのでしょうか^^;
寒さに負けてられませんー!
新店舗 改装 すすんでいます!
毎週の定休日と製作の合間を縫って、少しずつ改装工事を進めています。
お家部分は水周りの工事も終わり、住めるまでになりました!
実は、先週新しいお家に引っ越したところです^^
ご近所さんへのご挨拶も済んでホッと一安心。
これからは住みながら、家と店舗を徐々に改装していく予定です。
お店部分の改装のようす
店舗にする部分は、もともとガレージ・物置として使われていたそうです。
内側の仕切りを取り払うと、、、
奥行きが広ーい!
そして、建具屋さんが作ってくれた窓が付きました!!
今のお店についている窓に似せて作ってもらってます♪
これだけで、ぐんとお店らしくなった気がします。
今のお店の窓 ↓
基礎を作ってます↓
屋根はトタンなので、断熱材もしっかり。
店主の幼馴染の電気屋さんも手伝いに来てくれた!
トイレット Before After
少し恥ずかしいですが、出来上がってとても嬉しいのでご紹介させてください。。
トイレは、1日の気分をも左右するかもしれない大切な空間、だと思っています。
お客様にもお使い頂くトイレ、気合を入れて作りました!
\Before/
元々あった便器や壁などを取り去ったあと。
何だかおどろおどろしい・・
シロアリさんがいた形跡。
\Under/
シロアリさん対策も行いました。
壁、床板・腰板も張って、、
あとは待望のアラウーノさん(便器)の到着を待つ。
\After/
壁の色は、いろいろ迷走しましたがネイビーにしました。
NZのポストカードやらいろいろ飾ろうかなと思っています。
↓ 洗面はKokoさん作 *^^*
https://www.instagram.com/kokocafeitoshima/
部屋の雰囲気とよく合ってます。
さて、今日もこれから作業〜頑張ります!
糸フェス限定!糸島イノシシの革小物
糸島クラフトフェスまであと1週間!
当日は糸フェスだけの限定品を展示販売します👍
\糸島で獲られた猪革の革小物/
BLESS LEATHER × 畠山千春さん
今回、コラボ&イノシシ革に初挑戦しました!
コラボしたのは、畠山千春さん。(写真右)
猟師でもあり、畑や田んぼなど農業をしながら男女8人で暮らす
「いとしまシェアハウス」を運営されています。
「いとしまシェアハウス」は、
エネルギー、たべもの、仕事(お金)を自給するシェアハウス。
糸島ののどかな集落の中にあります。
シェアハウスの中には、沢山作り貯められた保存食、
なんと手作りのオンドル(韓国式の床暖房)も!
畠山さんとは同世代なのですが、本当に羨ましいくらいの行動力と発信力。
そして人を惹きつける魅力たっぷりの方です。
ブログもぜひ覗いてみてください^^
・ちはるの森
http://chiharuh.jp
・糸島シェアハウス
https://www.facebook.com/いとしまシェアハウス-322011631235623/
イノシシ革について
シェアハウスがある集落では、イノシシ被害が大きな問題となっています。
大切に育てた野菜・畑を守るため、全国的にも行われているイノシシ駆除。
駆除されたイノシシのお肉は食べられることが多いですが、
皮はほとんど捨てられいるのが現状です。
普段、あまり馴染みのないイノシシ革。
何か硬そう。。と私たちも思っていました。
でも手にとってみてびっくり。豚の革にも似ていて、とても柔らかいんです。
軽くて通気性にも優れている万能素材として、海外では重宝されているそうです。
↓畠山さんから頂いた、イノシシ革。染色は施していない為、肌色です。
↓毛皮も分けていただきました!
糸島イノシシ の 革小物
イノシシの命を最後まで無駄なく活用したいという想いから、
畠山さん自身も猪革や鳥の羽を使って小物を作るプロジェクトを行われています。
昨年の冬に私たちを訪ねてくだったのが出会いでした。
革の扱い方や、加工についてワークショップを行いました。
畠山さんが作っているのは、蝶ネクタイやピアスなど、
どれもストーリがあって愛のこもった1点もの。
webshopもあります^^
http://chiharuh.thebase.in
イノシシ革に初挑戦!
今回、畠山さんから頂いたイノシシの革を使って、
BLESS LEATHERの工房で 染色・デザイン・製作を行いました。
↓ 肌色だった革を染色。
シワや毛穴が独特の模様になっています。
普段、私たちのお店で扱っているのはすべて牛革。
牛革と猪革では質感や特徴も異なるので、
どんな製品に向いているのか、そして加工の方法も違います。
イノシシの事は私達よりも熟知している畠山さん。
革の特性等、色々教えて頂き、話し合いながら作りあげました。
デザイン・染色・製作、すべての工程が初挑戦。
貴重な革を無駄にするまいと、
閉店後は、毎日格闘していました💦
ようやく出来あがった完成品がこちら!
柔らかくて丈夫なイノシシ革の特性を生かした、がま口ポーチです。
実は、がま口を作るのも今回が初挑戦。
いや〜苦戦しました^^;
1つ1つシワの入り方が違っていたり、形も少しずつ異なります。
手に持つと、軽くて柔らかくて、
温かみのある作品に仕上がりました。
パッと見ただけではイノシシの革だとは解りにくいので
イノシシの印を。
毛皮を使って、タグにしました🐗✨
ぜひ、糸島イノシシの革小物、手にとってみてください。
そして何か感じ取って頂けたら嬉しいです。
いのちをありがとう
今回の展示を行う上で、もう一つ伝えたいことがあります。
昔から防寒具や身の回りの道具として使われてきた革。
革は、元々は生きていた動物の一部『皮』であり、
動物のお肉を食肉とする際の副産物です。
皮を身から綺麗に剥し(写真上:革を傷つけないように剝ぐのがとても難しい)、
鞣し(なめし)という加工を施して『革』に仕上げます。
鞣しと一言で言っても、非常に多くの工程と高度な技術が必要です。
様々な人たちによって作り上げられた『革』を、
お財布やバッグ、様々なものに作り上げていくのが私たち作り手です。
丈夫な革製品は、何年も永く使えて、使う程に表情が変わってゆくのが魅力。
その魅力を最大限に引き出せるように、1つ1つ心を込めて製作しています。
私たちが、ものづくりを生業として生活ができているのも、
沢山の生き物たちの “いのち” を頂いているからこそ。
今回の企画を通して、私たち自身も改めてその事を認識できました。
私たちの作品を手にとって下さる皆様にも、
ものづくりの始まり、そしてその先を想像してみて頂けたら嬉しいなと思っています。
糸島クラフトフェス(9/16・17・18)、ご来場をお待ちしております!
バッグ取っ手の修理
革製品の修理についてご相談を頂くことも多くなってきました。
なかでも、ご依頼数ナンバーワンは『バッグの取っ手部分』の修理。
劣化の程度やご予算によって、修理の仕方も様々です。
今回は、元と同じような取っ手を製作して、交換するというもの。
修理をご検討の方、少しでも参考になれば嬉しいです。
ご依頼品はこちら!
とても丁寧に作られていて、可愛らしいバッグ。
なんと、10年以上も使われているんだそうです!
このバッグを作った職人さん、幸せですね。
壊れた部分を確認🔍
バッグ本体は特に問題ないのですが、
取っ手の付け根の部分が破れてしまっています。
犯人はこれー!
古い取っ手部分を取り外してみると、
中に入っていたのは樹脂製の芯。
革は使い込んでいく程、柔らかくなります。
この樹脂の芯が、柔らかくなった革に当たって穴が開いてしまったようです。
新しい取っ手を製作!
バッグ本体はとても丈夫。
まだまだ永く使えるように、取っ手部分は全て作り直す事にしました。
型紙を作って革を切り出し、、、
穴を開けて、、、
コバ処理、、、
縫います。
そして、問題の芯。
樹脂性の芯の代わりに、革の丸紐を入れる事にしました。
使い込んでいくと中の芯も同じように馴染んでゆきます。
これでもう破れる事はないです!
バッグ本体に取り付けます。
完成!!
オイルメンテナンスもさせて頂き、無事復活✨
これからも永く使って貰えたら嬉しいです*^^*
ランドセルのリメイク
今回はランドセルのリメイクの様子をご紹介します。
ご両親より、息子さんのランドセルの革を使って何か作れませんか??
とのご相談を頂きました。
👇使命を終えた息子さんのランドセル。
とっても綺麗で驚きました。
大切に使われていたんですね*^^*
蓋の裏は、可愛らしいチェック柄 ♪ これも使います!
今回は、このランドセルの革から、名刺入れと社員証入れを製作する事に。
主に蓋の部分を使います。
👇名刺入れの型を取っているところ。
代わりの革は無いため、絶対に失敗できないんです。
ドキドキ。。。
、、、
そして出来上がったのがこちら!
左が社員証入れ、右が名刺入れ。
ランドセル自体がネイビーに近い黒色だったので、
糸の色も同系色のネイビーに。
チェック柄もちゃんといきてます♪
社員証入れにはスタッズも入れました!
息子さんのランドセルが大変身!
喜んで頂けて良かったです^^
ランドセルに使われている革って?
ランドセルに使われている革の素材は、物によって様々。
大きく2つに分けると、天然皮革と合成(人工)皮革です。
現在では、軽量化を重視したり傷がつきにくいように合成皮革のものが多かったりします。
合成皮革と天然皮革の特徴を簡単にまとめました。
<合成皮革>
・軽量
・雨や傷に強くお手入れが簡単。
・本革と比べると耐久性は劣る。
・カラフルな色がたくさんある。
・本革のような風合いはでない。
<天然皮革>
・ 人工皮革に比べて重みがある。
・雨に弱い。
・耐久性に優れている。
・本革独特のなめらかな手触り。
・経年変化が楽しめる。
、、、
とはいえ、上記の特徴はかなり大まかなものです。
ランドセルに使われる天然皮革には牛革の他に、
コードバン(馬のお尻の革)という希少で丈夫な最高級皮革があったり、
天然皮革の中でも、鞣し(なめし)方法や染色方法によっても特徴が異なるんです。
ランドセルを専門に製作されている業者さんもあったりします。
そういった所では、素材からこだわって作られている分、
メリット・デメリットをきちんと説明して頂けると思います。
知れば知るほど深〜いランドセル。
当店で製作・販売している商品には、
すべて植物タンニン鞣しの牛革を使用しています。
傷がつきやすく、重みもありますが、
使うほどに風合いが増してゆき経年変化を楽しめるのが特徴です。
どんな素材の革でも修理・リメイクを承っております
革の素材が違えば、加工行程・仕上がりも違ってきます。
それをお話ししてご理解頂いた上で、修理・リメイクをさせて頂いております。
本革でなくとも、合皮やクロム鞣しの革、何でも構いません。
永く大切に使いたいという想いに、少しでもお力になれたら嬉しく思います。
ランドセルは寄付もできます
大切に使った愛着のあるランドセル、捨てられずにとってある方も多いかもしれません。
使命を終えたランドセルは、リメイク以外にも『寄付する』という方法もありますよ。
想いの詰まったランドセルは、海を越えてまた誰かの宝物になります。
以下、ランドセル寄付に関してのページです。
国際社会支援推進会 ワールドギフト(World Gift)
http://world–gift.com/kihu/schoolbag-1.html
ランドセルは海を越えて
https://www.omoide-randoseru.com/home.html
時計ベルトのリメイク
毎日着ける腕時計、いろんな思い入れがある方も多いと思います。
でも愛用するあまり、ベルト部分が1年でダメになってしまったり、、
時計の型が古すぎてベルト部分が廃盤だったり、、、
最近、このようなご相談やオーダーを頂くことが多くなってきました。
時計に限らず、1つの物を永く使いたいという想いにはとても共感できます。
なので、直せるところは直して、また永く使えるように!
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
今回は時計ベルトのリメイクの様子をご紹介します^^
時計を一旦お預かりします
時計本体にベルトを取り付けるため、時計を一時お預かりさせて頂きます。
納期はその都度変動しますが、現在は約1ヶ月です。
お急ぎの方は遠慮なくご相談くださいね。
まずは古くなってしまったベルトを取り外します。
時計自体は、まだまだ元気に時を刻んでいます。
まずは製図を書くところから
オーダー品は、ひとつとして同じものはありません。
時計本体の大きさ、お客様の手首の大きさに合わせて製図を書き、型紙を作ります。
穴の数や位置もご相談しながら。
革は負荷がかかったり、引っ張ると若干伸びます。
使ううちに、少し緩くなったかな?という場合には穴を追加で開けることもできます。
革の色、糸の色をお選び頂けます
ベルトの色が変わるだけで、全く印象が変わるのも面白いところです。
今回、革はキャメル、糸も同系色のものを使用しました。
キャメルの色は、使うほどに茶色っぽくなり、風合いの変化が楽しめるのが魅力。
2枚の革を張り合わせて、角を処理し、縫い目に穴を開けたところです。
この後、ぐるりと手縫いで仕上げます。
なんだかビスケットみたいで美味しそうです。笑
ベルト部分が完成!
元々付いていた留め具を付け替えて縫い上げます。
ベルトループも作り、
すべてのパーツのコバ(サイドの部分)もピカピカに磨いて、、
時計部分にベルトを取り付けて完成です*^^*
毎回ドキドキするお渡しの瞬間。。。
いつも一番緊張するのがこの瞬間。
もしかしたらお客様にもドキドキが伝わっているかもしれません。笑
お客様の白い肌に、キャメルの革がとても良く似合っていました。
大切な時計との相性もバッチリ。ほっ
想いの詰まった大切な時計
実はこの時計、おじいさまの唯一の形見なのだそうです。
こんなに大切な時計を委ねてくださった事にとても驚きましたが
ご依頼を頂き、とても有難く思っています。
大切な時計と、これからも一緒に歳を重ねて頂けたら
私達もとても嬉しく思います。
◯ ◯さんカラー ^^
昨年の夏にご来店されて、ロングウォレットのオーダーを頂いた関東からのお客様。
今回はiPhoneケースをオーダーしたいとのご連絡をいただきました。
遠方にも関わらずお声をかけてくださった事、とてもありがたく励みになります^^
前回オーダー頂いたロングウォレットがこちら👇
外側をブラック、内側はグリーン
カードポケットの一部のみワインを使っています。
ステッチはブラウン
オイルケアも欠かさず、毎日大切に使ってますよ〜
とメッセージも頂きました。
本当に嬉しい限りです^^
そして、こちらが今回のiPhoneカバー👇
そう、ロングウォレットと同じ配色です!
最近はありがたい事に、
2つ目、3つ目 . . . とオーダーを頼んでくださるお客様も増えてきました。
みなさん、色の好みは本当に様々。
そして、革の色(6色)・糸の色(10色)の組み合わせは多様にあるので、
自然と その人独自のデザインが出来上がります。
それを私たちは、親しみを込めて『 ◯ ◯さんカラー』と呼んでいます。
オーダーの際には、お話しをしながら一緒に配色を決めさせて頂く事が多いので
知らず知らずお客様のオーダーカラーを覚えていたりします。
皆様の参考になればと思い、今まで頂いたオーダー品のページも製作予定です。
が、なかなか手がつけられておらず。。すみません。。。^^;
HPに載せていないデザインや配色など、こんなのありますか〜?
とお問い合わせ頂ければ、参考写真等をお送りさせていただきます!
革細工とニュージーランド雑貨のお店
BLESS LEATHER