Ocean Inlays Jewellery NewZealand

作り手

Yannis Petzold さん

海・太陽・星など身近にある自然からインスピレーションを得て
象嵌細工のアクセサリーを製作しています。作り続けて10年以上。
海を愛するサーファーです。

彼の作品との出会いは、オークランドの雑貨店でこのネックレスに
一目惚れしたのがきっかけ。
夫は毎日お守りのように身につけています。

ネックレスを購入した時には作り手の名前も分からずでした。
その後 私達がお店を始めることになり、このネックレスもお店で販売したい!
と作り手探しが始まりました。

探して探して、ようやくたどり着いたのが4年前。
私たちにとっても大変思い入れのあるネックレスです。

お店やオンラインショップは持たれておらず、週末のマーケットに出店されていたりします。

いつか作品を持って日本に行ってみたい!と言ってくれています。


作品が生まれる場所

Yannisさんが住んでいるのは、ニュージーランド北島の西海岸にある小さな街 Raglan(ラグラン)。
NZきってのサーフタウンとしても有名です。
街全体でエコ活動に取り組んでいて、ラグランではビニール袋は完全に廃止されています。
さすが、海と自然を愛する人たちが集まるところ。
歩いて回れるくらいの小さな町には、オーガニックなレストラン・カフェや雰囲気の良いショップもあり心地よい空気が流れています。

ラグランでは、ローカルの人たちのコミュニティや繫がりが強くて
住みよい環境をキープできるようにみんなで守っているのだそう。
だから大きなリゾートホテルも建たないし、開発されすぎることもないのです。


素材となるもの

ベースとなるのは黒檀などの硬くて丈夫な木材や牛の骨など。
木材に穴を開けてパーツを嵌め込むため、柔らかい木だと割れてしまいます。
人々に必要とされなくなったアンティークの木製の置物やピアノの黒鍵などを切り出して使っています。

↓1800年代に使われていた木製のボーリング球も素材のひとつ。

装飾には、パウア貝やマザーオブパールなどの貝、
銅・シルバー・真鍮などの金属を埋め込んでいます。

パウア貝はニュージーランド近郊で採れるアワビの仲間。
厳密な漁獲制限が設けられていて、個人で採れる量は一日あたり一人10個体が上限です。
素潜りでないと採ってはいけません。

木や貝のもつ色や模様は、そのものがデザイン。
どれひとつとして同じものはありません。
貝の模様は波のようで、木目は星の軌道にも見えます。

黒檀は 夜のイメージ。
月の右横にあるのはスバルの星座です。
先住民マオリの言葉では ”マタリキ”と呼ばれ、
マオリの人たちはこの星座が見え始める頃を新年としています。

お気に入りの1点を見つけて頂けたら幸いです。

ついにオンラインショップからもお買い求め頂けるようになりました!

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