こんにちは。
ブログ・SNSを担当しています、妻のあやこです。
駐車場の一角に、木枠のコンポストを置きました。
野菜の皮などの生ゴミ、落ち葉や剪定した植物などを入れて毎日かき混ぜます。
あとは、土の中の微生物たちがゆっくりとそれらを分解。
数ヶ月熟成させれば自家製肥料のできあがりです!
中身はこんな風になってます↓
昨日花壇の手入れをしたので、カラフル^^
この木枠のコンポストは、NPO循環生活研究所さんで購入しました。
NPO循環生活研究所は、
” 半径2kmで圏内で循環する生活 “をキーワードに活動をされている団体です。
生ゴミを堆肥にかえるコンポストの普及をはじめ、
みんなでつくりあげるコミュニティづくりを実現されています。
地域の生ゴミをコンポストで堆肥に。
その堆肥を使って野菜を育て、地域のマーケットで販売。
その一連が 良い循環となって強いコミュニティが生まれます。
もともとのご縁はイベント出店の際にブースがお隣だったのがきっかけで、
こんな活動をされている団体が福岡にあったんだ!とすごく嬉しくて。
活動にも参加させて頂きました^^
このベロタクシーで地域を回って、段ボールコンポストの中身を回収します。
主な活動拠点は、東区香椎照葉のエリア。
マンションも多い地域ですが、段ボールコンポストはベランダにも置けます。
若い世帯の方々もコンポストに関心を持ってくれていて、設置する人は少しずつ増えているそうです。
住宅街の真ん中に畑があります。
ここで、回収した生ゴミの堆肥化。
その堆肥を使っていろんなお野菜を育てています。
手軽に始められる段ボールコンポストなどの販売や、
「たのしい循環生活」を身につけるための さまざまな講座やプログラムも企画されています。
是非ご興味ある方はチェックしてみて下さい^^
https://www.jun-namaken.com/
コンポストをはじめたきっかけ
私は大阪で生まれ育ち、糸島に移り住んでもうすぐ5年になります。
ご近所さんからお野菜を頂く事も多く、自分達でも野菜や植物を育てるようになりました。
料理をすると、どうしても生ゴミが出ます。
以前は生ごみも燃えるゴミと一緒に出していました。
時には剪定した草木も、置き場がないし、、とゴミ袋へ。
「もったいない もったいない」が口癖の私は、” 捨てる” という行為がどうも苦手です。
”断捨離” なども 私には出来る気がしません^^;
なので野菜の皮やヘタであっても 最終的にゴミとして捨ててしまう事に
何だかもやもやとした違和感を感じていて、それは次第に大きくなってゆきました。
それに 手の届く所に 安心で美味しい食材があるということは、
とても有り難くて大切な事だと
毎日お料理しながら、ご飯を口にする度に そう感じます。
少しの恵みも無駄にしたくないなぁ と感じるようになったのが コンポストを始めたきっかけです。
コンポストを使えば、生ゴミ・生ゴミを燃やすエネルギーを減らす事ができます。
台所が生ごみ臭くならないのも嬉しいところ。
そして 栄養豊富な肥料となって、畑や花壇を豊かにしてくれる。
お庭メンテナンス担当の夫も、同じ事を思っていたようです。
行動に移すまで少し時間がかかってしまいましたが、よしやってみよう!と挑戦することにしました。
まずは段ボールコンポストから
以前からコンポストの存在は知っていましたが、
よし やってみよう!とはなりませんでした。
そこまで気持ちの余裕が無かったというのが正直なところです。
糸島生活5年目にして、ようやく(笑)色々な事に意識を向けられるようになってきたのかなと思います。
ご近所さんや農家さんは敷地に大きなコンポストを置かれているところがありますが、まだまだ一般的には身近ではないようです。
ある日、糸島市の公報でコンポストの記事を見つけました。
そこでJAさんが段ボールコンポストを販売されていることを知り、早速買って使ってみることに。
↑すてんな君0。という段ボールコンポスト。
JA糸島 Aguri さんにて販売されています。
はじめて使うんです、と言ったら丁寧に使い方を教えて下さいました^^
なんと2007年からこの段ボールコンポストの販売を始められていたそうです!
JA糸島アグリ(Agri)
http://www.ja-itoshima.or.jp/service/farming/agri.html
屋根のある屋外やベランダなどの風通しの良い場所に置いておきます。
湿気や水から守る為に、底を少しあげておくと良いです。
糸島市ウェブサイトでも使い方が紹介されています。
\ やってみよう!段ボールコンポスト /
https://www.city.itoshima.lg.jp/s011/010/020/010/050/compost.html
糸島市在住の方なら、市の補助でお安く購入することができます。
調べてみると、糸島市に限らず 他の自治体でも こういった段ボール製のコンポストを販売されているみたいです^^
虫はともだち。怖くない。
どうしても避けて通れないのが虫。
多分、これがコンポストに躊躇する一番の理由だったのだと思います。
元々 私は虫が大の苦手でした。
でも 糸島に住むようになってからは日々虫を目にする環境。
何の虫なのか 気になって調べてみたり、
不思議なもので 観察して知っていくうちに 何だか可愛く思えてくるのです。
害虫と呼ばれる虫も、「害」だなんて何だかかわいそう。。
コンポストは、自然界の縮図。
微生物がいれば、それを食べる虫も現れます。
どこから入ったの?と不思議なのですが、どこからかやってきます。
ウジのような虫がわいた時には さすがに、げげー!!っとなりましたが、
この虫が現れてから ものすごく分解が早くなりました。
そして時期がくればサーっと居なくなります。
何て健気なんでしょう。
虫への免疫がつくと共に、
いままで切り離されていた自然との距離が、少し縮まったような気がします。
でもゴキブリだけは未だに苦手です。笑
うちでは、花壇の肥料として お米のとぎ汁や自家製堆肥を撒いています。
ご近所さんが愛情こめて育てたお野菜が肥料となって 元気な土をつくり、
花壇の花や自家製野菜は わたしたち日々元気づけてくれます。
その循環をとても心地よく感じています。
自分もやってみようかな、そう思って下さる方がいれば嬉しいです。